㈱エイコウへのご相談内容の一例をご紹介いたします。
2025/03/17
★最近のご相談の多くは、在宅でお一人暮らしの高齢者のご家族からのご相談です★
《相談内容例》
- 最近家に行くと掃除、洗濯ができていない
- 同じものたくさん購入している
- 期限切れの食べ物が残っている
- 外出があまりできなくなった
身体的能力の低下と認知機能の低下が考えられます
この場合まずは介護認定の申請をおすすしています
【介護認定・大まかな流れ申請方法】
①主治医意見書用意
かかりつけ医に介護認定の申請をすることを伝え現在の状況を詳しくお知らせして診察を受けてください。
②市区町村窓口(地域包括支援センタ―あんしんすこやかセンター)に電話で相談
あんしんすこやかセンターは各区、各住所地ごとに決まっています。当センターにお問い合わせいただければお調べいたします。 ℡078-585-6066 24時間電話対応可
③認定調査
調査員がおうちに訪問、認定調査の実施をしてもらいます。できないこと、困っていることをすべてお話しください。
④審査判定 申請から認定の通知までは原則30日以内に行います。
認定の有効期間は
新規→変更申請:原則6か月(状態に応じ3~12か月まで設定)
更新申請→原則12か月(状態に応じ3~48か月まで設定)
※有効期間を経過すると介護サービスが利用できないので、有効期間満了までに認定の更新申請が必要となります。
※身体の状態に変化が生じたときは、有効期間の途中でも、要介護認定の変更の申請をすることができます。
⑤ケアプラン作成(ケアマネージャー)
【認定結果が出たら】
認定結果がでたらケアマネージャーさんが決まります
要支援1・2 | あんしんすこやかセンターでケアマネージャーさんを決めてもらいます |
要介護 1~5 |
あんしんすこやかセンターでも依頼できますが各地域の居宅介護支援事務所を選んで依頼することができます |
お知り合いにケアマネージャーさんがおられたらその方にお願いすることも可能です
(ケアマネージャーさんのご紹介も当センターにご相談下さればご紹介いたします。お気軽にご相談ください
℡ 078-585-6066 24時間電話対応可能)
〈ケアマネージャーさんの仕事〉
- 介護度に合わせたプランの作成(利用者さんに提供する介護サービスの詳細をまとめた計画書)
- 介護サービスの利用を考えている方やそのご家族から相談に乗る
- 訪問介護や通所介護など情報を伝えて事務所選びのサポートをする
- 医療機関との連携をとる
- 介護報酬の請求等介護保険の給付管理をする
- 介護認定の見直し申請の代行等
非該当(自立) |
日常生活に支援や見守りが必要ない。 |
要支援1 | 基本的な日常生活動作は自分で行えるが、一部動作に見守りや手助けが必要。 |
要支援2 | 筋力が衰え、歩行、立ち上がりが不安定。介護が必要になる可能性が高い。杖や手すりが必要。 |
要介護1 | 日常生活や立ち上がり歩行に一部介助が必要。認知機能低下が少し見られる。入浴や排せつ着替えなど複雑な動作に介助が必要。 |
要介護2 | 日常動作介助に加え、物忘れなど認知機能の低下がみられ、お金の管理や爪切りなどの生活全般に見守りや介助が必要。 |
要介護3 | 歩行器や車いすを使用しており、食事や歯磨きなど日常生活において全体的な介助が必要。 |
要介護4 | 理解力やコミュニケーション能力が低下し、自力で座ったり歩いたりできないなど介護なしには日常生活を送ることが難しい状態。 |
要介護5 | 寝たきりの状態で会話などのコミュニケーションさえ困難であり、おむつの交換や寝返り介助を必要とする。 |
【ご本人の状況に合わせた選択】
介護度によって選択肢はさまざまです。介護度の低い方など、在宅でも介護保険を利用してサービスを受けることで生活面でのサポートができますが、早朝、夜間などサービスが入っていない時間での生活に不安がある場合は、安心・安全な生活を送るために高齢者住宅、老人ホームの入居の選択も可能です。
ご入居先のご提案ご案内は当センターで賜っております。いつでもお気軽にお問い合わせください。
高齢者向け住まいの種類によって介護サービスの受け方や主な対象者、予算などが異なります。どんな施設があるのか、まずは特徴を確認しましょう。下図は一般的な内容です。
名称 | 特徴 | 主な対象者 | 注意点 |
介護付きホーム(介護付有料老人ホーム) | 介護保険事業所として指定を受けスタッフによる包括的な介護サービスが提供される住まい |
要支援~ 要介護 |
入居時に前払い金を支払うケースもある |
住宅型有料老人ホーム | 介護は外部の介護事業者と別途契約が必要 |
自立~ 要介護 |
事業者によって入居基準やサービスに開きがある |
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) | 高齢者向けのバリアフリー対応の住まい。状況把握、生活相談サービスが受けられる |
自立~ 要介護 |
事業者によって入居基準やサービスに開きがある |
認知症対応型グループホーム | 認知症の方専用。少人数で共同生活を送りながら、介護サービスが受けられる |
要支援2以上の認知症の方 |
医師、看護師の配置は必須となっていない |
ケアハウス(経費老人ホーム) |
低廉な料金で、食事のサービスを提供。介護サービスを受けられる住まいもある。 |
自立~ 要介護 |
事業者によってサービスの内容が異なり低廉なため入居待機者も多い |
特別養護老人ホーム(特養) | 常時介護が必要で、在宅介護が困難な高齢者に包括的な介護サービスが提供される施設。 | 原則要介護3以上 | 入居待機者が多く、地域によってはすぐの入居が難しい |
【高齢者向け住まいの検討ポイント】
高齢者向け住まいは「予算」と「立地」で選びがちですが、入居してから「こんなはずじゃなかった」とならないよう、「サービス」もしっかり確認しましょう。予算を決めて、希望に沿った「立地」「サービス」の住まいを選んでください。
当センターではこのようなご相談もアドバイザーが、いつでも何度でも、無料で賜っております。些細な質問でも構いません。気になることがあればいつでもお気軽にお問い合わせください。
℡ 078-565-6066 (24時間電話対応可能)
次回、「予算」「立地」「サービス」それぞれどのうような選択があるのか、詳しく説明していきます。